良記事とはどんな記事か

良記事とはどんな記事か?いいねの数以外の答えを模索

ブログを書いているとどうしたら文章が上達するかをよく考えます。で、情報収集のために、twitterで有名なライターさんや編集者さんをフォーローしていると、有限会社ノオトという編集プロダクションさんのWEBサイトに辿り着きました。

有限会社ノオトは自社メディアとしては、トゥギャッチの運営をされていたり、数多くのクライアントのメディアにコンテンツを提供されています。

ふと、採用情報のページを覗くと、選考課題として200字作文がありました。テーマは「良記事」とはどんな記事か?というもの。

全てのライター・編集者の永遠のテーマともいうべき課題では無いでしょうか。限られた文字数でテーマを意識した記事を書く練習として勝手に書いてみました。

理屈で書いてみた

良記事とはどんな記事か?筆者と登場人物の人となりの理解が読者と共有できた状態で、内容に感動か新しい発見を内包する記事のことです。

例えば、「結婚式で新婦が両親につづる手紙」のような記事です。時に、テレビ番組における内輪ネタがバッシングを受けますが、総じて登場人物の説明が足りていません。

筆者と登場人物の説明が足りない記事は、新婦の紹介を疎かにした結婚式と同じで、手紙への感動も半減するでしょう。

ここまで196文字。理屈だけで書くとわかるけど気持ちがついてこない記事になるし、気の利いた例えを使おうとしているドヤ顔が透けて見えてちょっと鼻につきます。

ふざけて書いてみた

良記事とはどんな記事か?ちょっと僕では良くわからないので知ってそうな人に聞いてみました。

僕「ローラさん。良記事ってどんな記事でしょうか?」

ローラ「こんにちわ!ローラだよぉ~OK!ウフフ。良記事ですかぁ?う~ん。なんだろぉ~う~ん。あ!ネコだ!ネコがいる~カワイイ~にゃんにゃんにゃん!にゃんにゃんにゃん!あれ?なんだっけ?分かんなくなっちゃったwウフフ~じゃあね~バイバ~イ」

現場からは以上です。

ここまで198文字。ローラってカワイイよね。あとネコも。

結局どう思ってるの?

文字数が限られているためお茶を濁したような記事になってしまいました。良記事とはどんな記事か?というテーマで良記事を書くことで、答えとしたかったのですが、私にはまだ書けません。

上の記事で、良記事を『筆者と登場人物の人となりの理解が読者と共有できた状態で、内容に感動か新しい発見を内包する記事』と定義していますが、登場人物の理解とは、説得力と分かりやすさに置き換えることができます。

これを得るには、仮説を定義した上で、実際に行動した結果として得られた成果に基づく考察を披露する必要があると、私は考えるからです。では、何をもって良記事と判定されたかとするか?

言わずもがなですが、良記事かどうかを判定するのは読者です。読者の行動によって判定するしかありません。では、どんな行動を良記事判定(コンバージョン)とするか?

例えば、地方移住を促進する記事の場合、その記事を読んだ読者が実際に地方に移住したかどうかを追うことができるのであれば、その記事が良記事であるかどうかを証明することができます。

しかし、この方法ではコストがかかり過ぎてしまうので実行するのは難しいでしょう。現実的な判定方法はSNSでのシェア数になるでしょう。いいねの数だよっ!

と、『いいねの数』以外の答えを模索していたのですが、結局ここにたどり着いてしまう記事となってしまいました。シェア数100とかを連発できるようなブログになった時に、改めて、「良記事」とはどんな記事か?について書いてみたいと思います。