マッチ棒で作られた巨大な地球儀

途方も無い数のマッチ棒で作られた巨大な地球儀

ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、Andy Yoder氏が2年の歳月をかけて作られたオブジェがこちらの地球儀。まず、その大きさにびっくりするのですが、表面を覆っているのは全部マッチ棒というから驚きです。

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作品名は“Early One Morning(初期のある朝)”。2012年に発生した“ハリケーン・サンディ”と呼ばれるハリケーンが地球の上を移動する様子をとらえた衛生からの気象映像をモチーフに作られました。

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地球儀に寄って見てみると渦を巻いた白い、雲のようなものがあるのが分かります。ハリケーン・サンディによる死者は170名を超える程の規模だったそうです。

ちょっと話題が脱線しました。作品の解説に戻ります。横に立っている男性から比較するに、地球儀の大きさは男性2人分の腕周り位ありそうなので、円周は約3.5M程でしょうか。

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合板、ダンボール、発泡スチロールで作った骨組みに、塗料で着色したマッチ棒を黙々と貼り付けていきます。重さは200ポンド(約90kg)。30万本以上のマッチ棒で構成されています。

この作品について、Yoder氏は次のように解説しています。

“I was interested in the contrast between the havoc the storm wreaked on the ground compared to the silent beauty of the earth from above. That contrast expands to include the tensions, war and strife that divide countries, compared to the smooth, borderless blue marble floating in space.”

「私は、嵐が地球の上を移動する静かで美しい気象映像と比較して、地面に引き起こした混乱とのコントラストに興味がありました。そのコントラストは、ボーダレスな青い地球の上にも、国を分割するような、戦争や紛争があることを暗示するようでした。」

すいません。後半でたらめな翻訳してると思います。(苦笑)

Andy Yoder氏のwebサイト
http://www.andyyoder.com/