2012年7月にオープンし、総工費100億円という話題性と、セクシーロボットとダンサーさんの迫力あるパフォーマンスで瞬く間に歌舞伎町の人気スポットとなったロボットレストラン。
新宿を歩いていると、車に載せられたこんなロボットが大音量で音楽を流しながらぐるぐるしているのを一度は見た事があるのではないでしょうか?
マーケターとしては話題のスポットはチェックしなければということで、11月に行ってきたのですが、僕の中ではもう完全にディズニーランドの感動を超えましたw
一言で言うならば大人のエレクトリカルパレード。派手な電飾ロボットが動きまわり、セクシーなダンサーさんたちが踊るそのショーは迫力満点で、非常にエキサイティングなものでした。
場所は東京、歌舞伎町。眠らない街とも言われる世界的に有名な歓楽街です。歌舞伎町には独特の雰囲気があります。飲食店や、きらびやかなクラブが無数にひしめき合い、カラフルなネオンが路地を照らします。
猥雑さと色気をあわせ持ったその景観は誘惑にあふれ、何かを期待してしまうような高揚感が街中から感じられます。刺激を味わいたいという方は迷わず行くことをおすすめします。
と、言ってもロボットレストランはいたって健全なお店です。外国人も女の子も結構見に来ていて賑わっています。しかも、フラッシュをたかなければ写真撮り放題という太っ腹。
この記事では大量の写真とともにレポートしましたので最後まで御覧ください。iPhone5で撮ってます。
※多くの行ったことのある人に聞くと、一眼デジカメでの撮影は公式にはNGということになっていますが、家庭用ならばOKという見解なので一眼もしれっと撮ればOKっぽいです。
完全予約制
さて、1人で行くのは怖くても、みんなで行けば怖くないということで6人にほどでやってきたのですが、完全予約制です。さすが人気店。飛び入りでは入れませんのでご注意ください。
地下にあるステージにはこんな派手な階段を降りていきます。
気になるシステムですが、3000円でお弁当付き。10分前後のショーが5回見られて1時間程度で入れ替えというような流れです。合間合間に缶酎ハイや缶ビールを350円という良心的な価格で購入できるのでお酒も止まりません。
※これが、2011年11月の金額。2013年1月には4000円に上がり、2015年9月現在では7000円+食事代1000円という料金になっています。ショーの内容もロボットの数もかなりレベルアップしているようです。飽きさせないようにしようという企業努力が伺えます。
さて、ショーのレポートです。日本のお祭りと中国のお祭り、そしてジュリアナを掛けあわせたようなショーからスタート。
女神輿の上をお立ち台にしてセンスを持ったダンサーさんがノリノリで煽りまくる。
続いてチアリーディングのパレードのようなショー
続いて有名なロボットに乗ってのショー。1台にダンサーさんが3人も乗っています。
なんと!希望するお客さんは載せてくれたりもします。僕も一生懸命手を挙げたのですが残念ながらロボットに乗ることができませんでした。残念。
そして、ダンサーさんが客席の上をぐるぐるぐるぐる通過していきます。下ではバギーに乗ったダンサーさんとダンスショーで会場全体に刺激がいっぱい。
ダンサーさんとハイタッチを楽しむことができます。もしやここは天国なのか。
そしてショーもクライマックスへ。光るゼロ戦と戦車の上で沢山のダンサーさんが入り乱れ、サクラ大戦の主題歌として有名な「檄!帝国華撃団」が流れ、会場のボルテージは最高潮に。
以上です。僕は最高に満足でした。内容も日々進化しているようなので一度は行ってみるといいかも。
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-7-1 新宿ロボットビル B2F
営業時間:16:00~23:00
定休日:日曜日(電話予約は受け付けている)
予約:完全予約制
HR:http://www.shinjuku-robot.com/
最近の様子
最近(2015年9月)のロボットレストランですが、こんな様子みたいです。
1年半振りのロボットレストラン。客がほぼ外人しかいなかった。それにしてもここは相変わらず、すごい。都内最大の宴である。内包するエネルギー量が膨大すぎる、まさにこれこそが元気玉。人生をかけて文化祭したら多分こんな感じだろなーと思った。 pic.twitter.com/yydla0hMIs
— エヌビー (@enuenuenubi) 2015, 9月 7
なるほど。ショーの内容はもちろんパワーアップしているようですが、お客さんの属性が外国人の比率が多くなったようです。それもそのはず。旅行の口コミサイトとして有名なトリップアドバイザーで、人気の観光スポットの上位にランキングされたそうなのです。
トリップアドバイザーでの評価も結構いい感じです。
いくつか口コミをピックアップしてみます。
“異文化体験”
来場者はほとんどが外国の方達でしたが、十分に楽しめました。 音の大きさにビックリですが、ネタのためにも一度は訪れてみても良いかと思います。 食事は仕出し弁当のようなものなので、あまりお勧めは出来ません。 ショー後に店外にて食事をしたほうが無難かと思います。
“スケールアップしてました”
2.3年前に一度行った事があったのですが、その時は外国人の方はほとんど居なかったのですが、今は日本人の方がいないのにビックリしました。 ウェイティングルームもレベルアップし、笑ってしまうぐらいギラギラでした。 間違った日本文化をとことん見せて、外国人の方に楽しんでもらいたいですね。
悪い意見も
“日本人として恥ずかしくなった!”
お客さんの9割ほどが外国の方でしたが、これが日本の文化レベルあるいは、ショーのレベルだと思われることに悲しい気持ちになりました。
“レストランではない”
お弁当かオードブルセット。その内容は、、、ビックリするくらい質素です。 ドリンクも缶チューハイなど、これまた驚くほどシンプル。 ロボットが動いて「他では見られないショー」だとは思いましたが、それが特別面白いという印象は無く、「一度見れば十分」というもの。
なるほど。さて、読者の皆様はどんな感想を持つだろうか。それは実際に行って確かめてほしい。