地元の静岡県袋井市でブランド米の「ふくほまれ」の米袋デザインの公募が開催されていました。大変こだわりのあるお米とのことですが、もっと戦略的に考えないとブランドの認知度は上がらないのでもったいないなと思いました。
「ふくほまれ」とは
「ふくほまれ」は、2008年に袋井市内の田んぼで見つけられ、平成26年12月24日に新品種の登録をしたばかりの、産まれたての袋井市が誇るブランド米です。
『稲の背が高く、米粒がかなり大きい』という特徴を持つ「ふくほまれ」は、育てることが非常に難しいだけでなく、収穫量も少なく非常に貴重なお米ですが、味は大変おいしく、「甘くてもっちり!そしてふくよかな食感」を味わうことができます。
こちらが現在の米袋ということですが・・・なぜこうなったwデザイン変更は大賛成です。大至急デザインを変えましょう。
佐野研二郎氏に仕事を依頼すべし
さて、最近、地元の活性化について何かできることはないかなということをぼんやりかんがえることが多くなりました。去年父が亡くなったことが大きいかもしれません。
袋井で育った者としては、この「ふくほまれ」の認知促進について応援したいなと思いまして、主催者であるふくろいブランド米開発販売促進協議会にあるご提案をしてみようと考えたのがこんなアイデアです。
書いてみたんですけどメールしようかどうか悩んでる。
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件名:「ふくほまれ」米袋デザインご提案
袋井市農政課農業振興係さま
米袋デザイン公募と、「ふくほまれ」自体の認知促進の手法についてご提案をさせていただきます。ご一考いただけないでしょうか。
五輪エンブレムで話題となった「佐野研二郎」氏を起用する案です。
まずは、私の自己紹介からさせてください。
袋井市出身の浅羽と申します。
現在は東京でマーケティングの仕事をしております。
30歳を越えまして、故郷に対する思いが
日に日に高まっているのを感じる今日このごろです。
地元の情報をチェックしようと、つい先日、袋井市観光協会のFacebookをフォローしたところ、今回の米袋デザイン公募のお知らせをキャッチいたしました。
大変有意義な取り組みだと思う反面、失礼ながら、認知度を上げるという意味では非常にもったいないという印象をもちました。
そこで、ご提案したいのが「佐野研二郎」氏を起用する案です。
五輪エンブレム盗用疑惑で、悪い意味で知名度が上がってしまった彼ですが、だからこそ、このタイミングでの起用は話題性抜群です。
ストーリーはこうです。
佐野氏が自発的に米袋のデザイン公募に応募してくる。
プロフィールを知らずにデザインの優秀さで選んだのが佐野氏の作品で驚く農業振興係。
悪評のついた佐野氏の起用について葛藤するが、地元のブランド米の認知促進につながるならば、例え悪評でも佐野氏の知名度を利用することを決意する。
「ふくほまれ」の米袋に佐野氏のデザインが選ばれたことをリリース。
話題の佐野氏の仕事ということで各メディアで取り上げられます。
記者が取材に来た際には、悪評に乗っかってでも「ふくほまれ」の認知を促進させたいという必死さや真剣さをアピールしてください。
一方で佐野氏にも取材が入ります。
なぜ袋井市の米袋デザインに応募されたのですか?
五輪エンブレムの件でかなり精神的に追い詰められていましたが、デザイナーとして世の中に対して貢献していくことでしかこの汚名は返上できないと考えていました。
そこへ知人が応募してみたら?と教えてくれたのが今回の公募でした。地方創世に役立てるような案件でしたのでやりがいがあるなと思ったのがきっかけです。
私のデザインが選ばれたというご連絡をいただき、お話を聞きに行ってみると、私の評判についてかなり議論がなされたと、しかし、素晴らしいお米なので沢山の人に知ってもらいたい。
だから良くも悪くも知名度のあるあなたのデザインにかけてみようと思ったと、担当の方の熱い気持ちを聞いてデザイナーとしての原点を思い返しました。
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というような流れにすることで、地方自治体の仕事ということもあり、クリーンなイメージが付くため佐野氏にとってもメリットがあります。なので、ギャラは3万円、もしくは無料でお願いできないか聞いてみたいと思っております。
もし、ご興味がある様でしたら連絡をとってみます。いかがでしょうか。
私は佐野氏とは面識がございませんので交渉が失敗してしまいましたらすみません。
以上。
ご検討ください。
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っていう内容なんだけどやめたほうがいいなこりゃw