Mastercamという、世界No.1のインストール台数実績がある3次元CAD/CAMシステムによってモデリングされた地球儀を、工業ロボットによって、ただの円柱の金属の塊から削りだす映像が2013年5月にYouTubeにアップされ、今日までに40万回以上再生されています。
地球儀が削りだされていく様子は、まるでりんごが皮をむかれているがごとく滑らかで、見とれてしまうほどです。その作業工程は、まず台座と球の部分を分けるくびれを削りだすところから始まり、台座へソフト名である「Mastercam」のロゴが彫られます。
滑らかになった南半球(下部分)に地図の枠線を描き終わると、北半球を一気に削りだし、地図の枠線を描いていきます。海の部分を陸の部分よりも浅く彫り終わると、陸の部分を除いて、緯線・経線を彫り上げて完成です。
YouTubeのコメント欄には視聴したユーザーからのコメントが50件近くついており、素晴らしい仕事だ。目が喜んでいる。アメージングなど、賞賛するような内容がほとんどです。
昨今、SDプリンターが注目を浴びていますが、ここまでのクオリティーのしごとをしてくれる家庭用SDプリンターの発売はまだまだ先のような気がしています。
金属削り出しの地球儀とかインテリアとしてもお洒落です。