みかんの皮むきアートをご存知でしょうか?みかんからむいてしまえばゴミになるだけの皮を使ってゾウやヘビなどの動物を作ってしまうアートです。
こんなやつですね。子供だけでなく、大人でも絶対喜ぶやつですね。2009年に、「みかんでつくれるゾウ&仲間たち」という書籍が発売されて以降、同じテーマを扱った本が何冊か出版され、メディアでもよく取上げられるようになりました。
皮むきを楽しもうというコンセプトが受けて、2010年~11年にかけて一躍みかんの皮むきアートブームが巻き起こりました。
そんな中、「みかんの面白いむき方大百科」という本が2011年に発売されたのですが、そのクオリティーがとっても心がざわざわするような出来だったのです。
同書籍には腕時計みかんや、フラワーみかんをはじめとする全24種類のむき方が紹介されていますが、特に「地球儀みかん」。その作りがあまりにも手抜きで強引だったため、ご紹介したいと思います。
①帯のように、側面の皮をむきます。
ここまではまだ、どうやって地球儀にするんだろうとワクワクが止まりません。しかし、だんだん不安になっていきます。
⑤皮の下において、安定すれば出来上がり。
という文字が出たところでその不安が的中して筆者は一瞬固まります。YouTubeの説明欄に書かれているコメントも強引です(笑)
むいた後はひとくちでガブッと食べるのがオススメの「地球儀みかん」です。みかんのフサが、地球儀の経線に見えてくるハズ!
どおやら、「みかんの面白いむき方大百科」の編著者が王様のブランチや、タモリ倶楽部をはじめとする多数のメディアで紹介されたそうなのですが、このクオリティーを見る限り、タモリさんに「ぜんぜん違うじゃないの」と笑いながら突っ込まれている姿が想像できて胸が苦しくなります(笑)