勤めております会社にネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ TAMAが導入されまして、私の中のコーヒー熱が一気に高まりました。個人的に買おうか本気で検討しているほどです。調べたことをまとめてみました。
歳とともに味覚が変わってきたようで、甘いカフェラテやコーヒー牛乳みたいなコーヒー飲料しか飲めなかったのが段々と、ミルクと砂糖の量が少ないものが好きになり、ブラックがおいしく感じるようになったのが30歳になったくらいの頃です。遅いな。
コーヒー屋さんのブラック美味いです。ただ、ブラックを日常的に飲む習慣は無く、会社でも以前から作り置きのレギュラーコーヒーが飲み放題でしたが美味しいと感じることはありませんでした。
クレマ(泡)で美味しくなる
なのに、『ネスカフェ バリスタ』で淹れるとインスタントコーヒーなのに美味しく感じる不思議。その秘密はクレマ(泡)にあります。
本体の中で温かい温度のコーヒーを高速で撹拌(かくはん)することでクレマが立ちます。クレマはコーヒーの香りが飛んでしまうのを防いだり、口当たりを滑らかにする効果があります。
ビールを思い浮かべてみると分かりやすいですが、キメの細かい泡にこそビールの醍醐味を感じるのは誰もが認めるところです。
コーヒーとビール。共に、苦味とコクに美味しさを感じるという共通点があることから、コーヒーにとってもクレマ(泡)が美味しさに影響を与える重要なファクター(要素)になることは想像に難くないことです。
レギュラーソリュブルコーヒーが美味しい
ネスカフェバリスタでコーヒーを淹れるなら、専用のエコ&システムパックに封入された、レギュラーソリュブルコーヒーを使ってください。これ美味しいです。
レギュラーソリュブルコーヒーとは、ネスレにおけるインスタントコーヒーの呼び名ですが、ただのインスタントではありません。細かく粉砕されたコーヒー豆が入っているんですね。
『挽き豆包み製法』といいます。この微細なコーヒー豆が、レギュラーコーヒーと同等の深い香りと味わいを再現しつつ、すっと溶ける機能性を併せ持ったのがレギュラーソリュブルです。
エコ&システムパック
エコ&システムパックとは、ネスカフェバリスタ専用の詰め替えパックです。筒状になっているため、本体のタンクに差しこむだけで移し替えることが可能です。
コーヒーは空気に触れると香りが逃げてしまいます。一瞬で詰め替えるための専用パックですが、タンクの中には空気がありますからこれがどれだけ意味のあることなのかはちょっと分かりません。
ちなみに、ネスカフェバリスタではエコ&システムパック以外での詰替えを禁止しています。どういうことか良く分からなかったので、その理由をカスタマーセンターに問い合わせてみました。
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浅羽ヒロミエコ&システムパック以外での詰替えを禁止しているのは何故ですか?
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ネスカフェ本体の中に粉が入ってしまうと故障の原因になるためです。
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浅羽ヒロミということは、本体の中に粉が入らなければエコ&システムパック以外のゴールドブレンドをタンクに入れても良いということですね?
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ネスカフェそうなりますね。でも入れづらいですよ。
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浅羽ヒロミ味に違いがあるとかでは無いんですよね。
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ネスカフェパッケージが違うだけで中身のゴールドブレンドは同じものです。
と、いうことです。この理屈でいきますと、ネスカフェ社以外のインスタントコーヒーを使うことももちろん問題ありません。本体の中に粉が入ってしまうことを懸念されていますが、どっちみちタンクは取り外して入れるのでこの様な心配は不要だと思います。
ただし、仰る通り入れづらいので、楽をしたい方はやっぱり専用のエコ&システムパックを使いましょう。故障した時に有料修理になっちゃいますし。
ネスカフェバリスタを買うべき人
気軽に毎日美味しくコーヒーを飲みたいと思っている人にはネスカフェバリスタは賢い買い物だと思います。手間もお金もかけたら美味しいのは当たり前です。そおいうのは街のコーヒー屋さんでゆっくり飲んでください。
ネスカフェバリスタなら、『手間も時間もかからず安いのに結構美味しいコーヒー』を自宅で毎日飲むことができます。
一杯約20円
目覚めの一杯に100円の缶コーヒーやコンビニコーヒーを飲まれている方は地味に出費がかさんでしまっているものです。ネスカフェゴールドブレンドなら、一杯約20円で飲むことができます。
缶コーヒーミニ缶185g
100~130円
セブンカフェレギュラーサイズ 150ml
100円
ネスカフェゴールドブレンドエコ&システムパック
70g (1本で約35杯分※1杯2g換算)
1本購入 833円税込
23.8円
お湯を沸かさなくていい
手軽さがウリのインスタントコーヒーですが、お湯を沸かす手間はどうしてもかかってしまうものでした。ネスカフェバリスタならタンクの水を急速加熱で一気に90℃まで温めてくれます。
淹れたてを飲むというのが1番美味しいコーヒーの飲み方です。よくあるコーヒーメーカーは、一度にある程度の量を作って、それをサーバーで保温しておくというのが多いです。
レギュラーコーヒーでも作り置きしたものでは味は落ちてしまいますので、その都度、淹れたてのコーヒーを飲みたい時に飲めるのは嬉しいです。
実際にネスカフェバリスタを買ったらレポートというか自慢記事を書くのでお楽しみに。
豆知識
レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーの違い
市販のレギュラーコーヒーは焙煎されたコーヒー豆を挽いた状態で売られていることが多いです。フィルターを通して抽出します。抽出までに時間がかかりますしゴミが出ますが、香りが良く、深い味わいです。
インスタントコーヒーは、一度抽出したコーヒー液を乾燥させて顆粒状にしたものです。お湯にすぐ溶けるので時間はかかりませんし、ゴミも出ません。手軽さが最大の魅力です。
酸化によって味が落ちる
コーヒー豆は空気に触れることで酸化して味が落ちます。その劣化は挽いた瞬間から急速に進みます。また、加熱や時間経過によっても劣化します。
インスタントは一度抽出したコーヒーを乾燥させているのでレギュラーよりも酸化していますし、レギュラーでも作り置きのコーヒーは味が落ちます。