インターネットで他人を血祭りにあげる人々という記事を読んだ。アメリカの白人女性がTwitterで人種差別的な発言してしまい、炎上→職を失う→うつ病というなんとも怖い話です。
2013年12月にある女性が書いたツイートが、世界的に大炎上する事件があった。
IACというネットサービス企業でPRのシニア・ディレクターという要職に就いていたジャスティン・サッコは、当時30歳で、洗練された金髪美人だった。ニューヨークから南アフリカへの長旅の途中、乗り換えのロンドン・ヒースロー空港で次のようなツイートをして、飛行機に乗り込んだ。
“Going to Africa. Hope I don’t get AIDS. Just kidding. I’m white!”
(アフリカに向かっているところ。エイズにかからないといいけど。冗談よ~。だって私、白人だもん)
明らかに危険なツイートでした。
ちょっと話は変わりますが、小学4年生くらいの時に同級生の子がお小遣いと思われる小銭を学校に持ってきていて、なんでそう思ったか詳しい状況は忘れたけど僕はそれがお小遣いだと思ったんです。
田舎なので電車とかバスとか公共交通機関を使って登校する児童なんていなかったし、自転車登校も禁止されている。放課後の買い食いとかも確か許されていなかったはず。
つまりお金なんて学校に持ってくる必要がないということ。僕は学校にお金を持ってきたことを悪だと判断し、彼を責め、あろう事かそのお金を取り上げ、担任の先生に報告をしに行きます。
褒められると思ったんですよ。でも、怒られたのは僕で、直ぐにそのお金を返してきなさいと言われます。小4の僕は何で怒られたのかわからなかったなぁ。恥ずかしいけど。
はい。ここまで子どもの時のお話。
さて、話を元に戻しますが、Twitterとかで失言しちゃった人を必要以上に追い詰める流れがすごく怖いなと思っていて、白人女性を追い詰めた人たちを見てみると4つくらいのカテゴリーの人たちがいました。
1.ジャーナリズムだと思っている人。
2.正義だと思っている人。
3.面白がっている人。
4.悪意がある人。
今回の件で言うと、みんなタチが悪いと思うんですけど中でも、自分が正義だと思って集まってきた人たちの怖さはちょっと特別なものがあります。
他の人達は自身の行動の根源が何であるかを自覚しているので、思想的には相互理解できなかったとしても理屈はわかります。2の人は正義を振りかざして誰かを裁こうとする行為が正義ではない事を理解していないのできっと話が通じません。
正義をググったら「正しい道理。人間行為の正しさ。」と出ました。正義って自称しちゃダメなもののはず。
さて、この白人女性が大炎上してしまったのは、ツイートの内容だけが理由ではないはずです。記事を執筆された渡辺氏も、彼女の容姿や職位についてしっかり説明をしていますが、キャリアウーマンの美人が海外旅行したことが炎上の原因と言っても過言ではありません。
要するに嫉妬されちゃったんですね。美人でキャリアウーマンだからジャーナリストは紹介したし、3とか、4の人が集まって来ちゃったわけです。五輪エンブレム問題で話題となった佐野氏にも言えますね。
スヌーピーのキャラクターにルーシーという女の子がいるんですが、彼女がこんな名言を残しているそうです。
人類史上もっとも大きな害をなした人々は「いいことしたつもりだった」と考える人種だった
だってさ。何かどこかのバンドの歌詞みたいな記事になっちゃって若いなオレって思った。