ふなっしー

ふなっしーに学ぶ成功するための4つの方法

こんにちは。浅羽ヒロミです。

ふなっしーが主演を務めたテレビドラマ「ふなっしー探偵」が1月7日に放送され、その視聴率が大爆死だったことをAsagei+が伝えています。

一時期のような熱狂的な盛り上がりは落ち着いた感のあるゆるキャラ業界。良くも悪くもふなっしー人気への依存がそのまま反映されている様子がうかがえます。

とは言え、大変な成功を収めたふなっしー。プロダクションに所属せずにフリーで活動してきたため、キャラクタービジネスの利権を自身で握れていることが非常に大きいです。

年収は3億円とも推定されており、このままテレビから消えてしまったとしても落ちぶれてしまったという印象は私の中では全く無いです。これが一発屋の芸人の方たちとは大きく違うところです。

ふなっしー人気が最大化していたのは確か2013年から14年だったかと記憶しています。連日のテレビ出演はバラエティ番組からドラマまで。WEBニュースや雑誌でもふなっしーを見ない日は無いほどでした。

ふなっしーはなぜ成功することが出来たか?ふなっしーのあゆみからその秘密を紐解いてみると、あらゆるフリーランスで働く人にも通じるヒントが見えてきたのでまとめてみました。

知名度がなければ動くしか無い

ふなっしーのあゆみを見てみると。。。

2012年 5月 PRイベントなどに参加応募するもどこにも相手にされない。しょうがないので近所の公園や観光地にて撮影し動画をユーチューブにあげる日々が続く。

2012年 7月調子に乗って船橋市役所にサミット参加の認可をもらいに行くが体よく断られる。次に行った船橋商工会議所にも断られ船橋市民祭りにも出させてもらえず。なので勝手にお手伝い出演にて参戦。

2012年 8月東京駅にてふなばしの梨PRイベントがあるも全く呼んでもらえず仕方がないので勝手にお手伝いPRにいく。船橋市長が苦笑いしていたのが印象的。

知名度がなければオファーしてもらえないのは当たり前です。そこでオファーを待つのではなく、自分でイベント調べて勝手に行って目立って(結果を残す)くる。

ここは時間を投資する段階と考え、とにかく自分から積極的に動くことが大事です。ギャラは後回しです。

まわりと違うことをやる

日本全国に約1500~3000体もいるといわれているゆるキャラ。同じことをやっていては埋もれてしまうでしょう。そんな中でしゃべるゆるキャラというのは新しいアプローチでした。

ましてや、激しい動きと甲高い声での奇声やしゃべりは明らかに異質なものに写っています。キモいのです。キモカワです。ゆるくないゆるキャラ。それにしてもあの身体能力すごすぎる。

まめなフォロワー対応と謙虚さ

2013/11/27の時点で、30万人を超えるtwitterのフォロワーを有するふなっしー。人気爆発で忙しいのに、すごい数なのに、フォロワーの「応援」からたわいもない「おはよう」や「おやすみ」にまで律儀に返事をしています。

もちろんテンプレ文章は多いですが、前後の文章に合わせてフォロワーごとに対応しているところに感動すします。ふなっしー。寝てますか?私はそこが心配です。

ご当地キャラ総選挙で優勝した際にも、

1年前に、1匹で船橋の地に降り立って活動を始めた時は周りに誰もいなかったなっしー。それが活動していくうちに、お仲間さんのキャラやいろんな人の手助けを借りて、とうとう1位をとれたことを本当に感謝してるなっしー!!

というスピーチからふなっしーの謙虚な姿勢がうかがえます。感謝の気持を忘れない。大事です。

人気をシェアする

人気が出てくればその人気を独占したくなるものですが、ふなっしーはそれを地元である船橋にシェアしました。

梨農家が経営する50以上の直売所と船橋駅周辺の30以上の飲食店が一緒になってふなっしーから公認を取りつけ、『ふなっしーのありのみくす』というPRイベントを企画。

直売店では『ふなっしーオリジナル梨袋』で梨を販売、またふなっしーグッズが当たるスタンプラリーなども開催。遠方からの注文も殺到して、梨は例年を超える売り上げを記録するなど、船橋市だけで1億円以上の経済効果があったといわれている。

出典:NEWS ポストセブン

この件でふなっしーはキャラクターの使用料とか一切受け取らず、無償で協力されたそうで、ふなっしーの懐の深さが感じられるエピソードです。

これはふなっしーの計算なのか?それとも謙虚さからなのか?それはわかりませんが、利益を独占せずに周りにうまく使ってもらうことでさらにふなっしーというブランドが磨かれていくんだなと思います。