逆襲のシャアの背景で使われた実物の地球儀

逆襲のシャアの背景で使われた実物の地球儀が話題

日常を過ごしていて、地球のことを意識することはあまりない。自分が日本人だという意識はあるので、世界との関係性を意識することはあるが、地球規模の話になるとちょっと遠いと感じてしまう。

しかし、未来が舞台のSF作品においては宇宙へ行くことがあたりまえのように描かれており、その主人公は同じ地球人同士でなぜ争いが絶えないんだなんて嘆いたりしています。

ガンダムの話です。青い地球を見ることによって、人は初めて自分が地球人だということを意識出るのかもしれません。さてさて、今回は、映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」で、演出補佐を担当していた高松氏のtwitterでのつぶやきが話題になっていたので紹介します。

なんと、逆襲のシャアの地球が回っているシーンはCGではなく、実物の地球儀を買ってきて、地図を剥がしたものに、美術監督さんが直接地球を描き込んだものを使用していたのだそうです。

そこに、半年後、アニメの作画や演出をしているつちや氏がこのようなツイートをし、セイバーマリオネットJなどのキャラクターデザインで有名なことぶきつかさ氏と盛り上がっていました。

そこに高松氏が合流します。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの公開が1988年3月12日だったので、実に25年ぶりくらいの思い出の品との再開ということで、高松氏の感動もぶりが伝わってきます。

ガンダムファンにとってはものすごく貴重な裏話だったようで、高松氏の地球儀に描かれた立体背景を撮影台の上で一コマづつ回しなが撮影したというツイートは4,257回リツイートされていました。