こんにちは。浅羽ヒロミです。
暖かいですね、今年の冬は。私は寒いの大嫌いなので喜ばしい限りですが、気温が乱れると心配なのが農作物への影響です。私が仕事でお取引のある農家さんは順調との連絡を先日いただきまして安心したところです。
冬といえばイチゴも今が旬な作物のひとつです。昨今、高級化が進むフルーツ業界の中でも特に、品種改良やブランド化への取り組みが積極的なのがイチゴ業界であります。
一粒千円とか、果ては一粒一万円だとか、値段のインパクトとそれに釣り合う見た目や食味は話題を呼び、メディアでも取上げられているのをよく目にします。
そんな、世にたくさんある高級いちごのブランドの中でも美人姫(びじんひめ)のインパクトは特別なものがあります。一粒で80gもするから驚きです。卵よりも大きいです。
さて、以前から感じていたのですが、イチゴのブランドの名前ってとにかく可愛らしいんですよ。可愛いからそのうち自分の子供の名前に採用しちゃう親が現れるんじゃないかと心配しておりましたところ、
『苺苺苺』で『まりなる』というお名前の方が実際におられるそうで、わたくしの斜め上をいくセンスに世間は広いなと、襟を正す思いです。
イチゴならいいけど人につけたらそれキラキラネームですから!今回は、『お子様のキラキラネームにならないでほしい!イチゴのブランド名』をまとめてみました。
1.紅ほっぺ
出典:youtube.com/watch?v=Z24HO1xXE9Q
丸みがあって色と香りが濃いのが特徴です。赤ちゃんだったら紅ほっぺちゃんなんて名前でも違和感ありませんが成長して会社で役職についた時に、紅ほっぺ課長、紅ほっぺ部長って。。。
グレずに大人になってくれるか不安になります。あ。でも警察だったら西部警察っぽくてギリギリ大丈夫かもしれない。
2.美人姫(びじんひめ)
出典:w01.tp1.jp
一粒1万円もする高級イチゴの代表です。糖度も13度以上あり、見た目も味も兼ね備えたイチゴの王様です。とっても綺麗なお名前なのですが自分の名前だったらと考えると激しいプレッシャーを感じるので本当にやめてあげてください。
3.初恋の香り
世にも珍しい白いイチゴです。見た目とは裏腹に適度な酸味と抜群の甘味があります。人の名前にどうかというと、○○の○○って藤原鎌足みたいで飛鳥時代の人かと思われちゃうので香(かおり)ちゃんくらいにしてあげてください。
4.とちおとめ
日本一の生産量のイチゴです。有名です。栃木には『とちおとめ』という5人組のアイドルグループがいらっしゃるそうです。五つ子ちゃんが生まれちゃった時に兄弟全員を総してとちおとめと呼ぶくらいにしておきましょう。
5.アスカルビー
糖度が高く、粒が大きく玉ぞろえが良く、鮮やかな色が特徴です。西欧系の方ならギリギリどうでしょう。漢字にすると『飛鳥紅玉』、『飛鳥瑠妃』とか?ぐっと暴走族っぽさが増してしまうので気をつけて。
6.スカイベリー
とちおとめの後継品種として栃木県が総力を上げて開発しました。とにかく大きくて甘味も強いのが特徴です。60グラム以上の超大玉だと1個1700円するものも。欧米人でもきつそうなキラキラネームです。
7.章姫(あきひめ)
静岡県は掛川市が産地の章姫(あきひめ)。細長い見た目と柔らかくて酸味の少ない食味が特徴です。章姫ちゃんかわいいと思います。アニメのキャラクターみたいですけど。
ちなみに章姫は2つの品種を掛け合わせてつくられた品種。お父さんが『女峰(にょほう)』、お母さんが『久能早生(くのうわせ)』です。女性っぽいお名前のお父さんと、男性っぽいお名前のお母さんということで訳ありっぽい感じがしてきました。
8.あまおう
イチゴ業界では一番人気だそうです。「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字から「あまおう」と名付けられました。麻痺してきたのかちょっとイイかもとか思ってきました。力持ちで優しそうな男の子になりそうです。